ななつきぐも 朗読会 and CD発表会
「空想が夏の部屋をうめていく」
この夏、ななつきぐもは6年目になります。
7月1日、新月の夜。
「名前をつけたらはじまるよ」と教えてもらったその日から
本当にはじまった。
少しずつ年を重ねて
それぞれの生活も環境もたくさんの変化があって
だけども、途切れることなく続いてきた日々。
自分たちの暮らしを見つめ、書いた文章を声にする。
朗読という、どこまでもシンプルで素朴な表現。
読みながら、何度も心がふるえたことを思い出します。
言葉がしんとした空間の中、
広がって、どこまでも広がっていく。
声を重ねる。
紙の上の言葉が、どんどん膨らんでいく。明るい色がつく。
想像をこえるような時間をいくつも見つけました。
夢のような、だけどとても確かなものをくれた日々でした。
途中、メンバーが抜けたときにはバンドみたいだと思いました。
やめる理由がよくある「方向性の違い」というものだったから。
大声でケンカをしたのは、いっぱい泣いたのは
家族みたいに思っていたから。
とても大事な存在だったから。
春の少し手前、
なにか新しいことをしてみたいね、と話していました。
大きくではなくても、変わりたい。
あたらしい風景を見てみたいなと思いました。
はじめての音源。
理想は、部屋の中、ただなんとなく流れている、
生活に溶けこんだラジオのような音かもしれません。
じっと聴いても、聴いていなくてもいいような。
ななつきぐも 高本恭子 西村ゆり
「空想が夏の部屋をうめていく」
2016.07.03 (sun) 15:00‐ @atelier Lai
参加費 ¥700(飲み物とお菓子付)
〈atelier Lai〉
ななつきぐもの衣装をたくさん縫ってくれた、nanalight平木奈々子ちゃんのアトリエ。
阪急川西能勢口 駅より徒歩15分になります。
詳しい住所はご参加の方へ直接連絡をさせていただきますので、
お手数ですがご希望の方はご一報をお願いします。
nanatsukigumoアットマークgmail.com
「空想が夏の部屋をうめていく」
CDについて
袋は、nanalight 平木奈々子ちゃんに、布を染め、縫ってもらいました。
音源に添えた紙には、イケダユーコちゃんに絵を描いてもらいました。
尊敬する、大切なふたりと一緒に作れたこと、うれしく思います。
